NucleoCounterを利用した正確な細胞カウント NucleoCounting

NucleoCounterは、塊や凝集体の細胞をカウントするための信頼性の高いソリューションを提供します。蛍光色素を使用して細胞核を染色し、ソフトウェアによって凝集体中の細胞核を1つずつセグメント化します。

従来法との違い

◆光学顕微鏡は、陰影によって対象物の輪郭を強調します(図1)。 従来の光学顕微鏡法を使用して細胞を数えると、視覚的に細胞と区別できない混入物や細胞デブリが含まれることがあります。 さらに、細胞塊の場合のように隣接する細胞の外側の輪郭が重なる場合、個々の細胞を正確に識別することは非常に困難です。

◆NucleoCounterは、アクリジンオレンジ(AO)とDAPIを利用して、細胞核を特異的に標識し、ハイコントラストのシグナルを生成します。 核は細胞全体よりも小さいため、細胞が小さな凝集体を形成する場合にセグメント化するのに適しています(図1)。 さらに、光学顕微鏡下で見えるデブリ等は、蛍光顕微鏡下では検出されません。

図1:凝集した細胞を対象とした光学顕微鏡(左)と蛍光顕微鏡(右)の視野
蛍光を使用する場合、光学顕微鏡で見えるアーティファクトは見えません。またアクリジンオレンジ(核染色)で蛍光を発する細胞核は、細胞全体よりも小さい輪郭を示し、凝集体中の個々の細胞をよりよく識別できます。

NucleoView™ソフトウェアによる正確なカウント

Nucleoview™は、NucleoCounterシステムのソフトウェアです。 強力なアルゴリズムを使用して、より小さな集合体内の個々の細胞を正確に識別および分析します。 シグナル強度ピークと対応するシグナル勾配は、バックグラウンドレベルに対してオブジェクトをセグメント化するために使用されます。 細胞が近接しておりシグナルが重複している場合でも、識別可能な個別のピークを示します(図2)。

図2:NucleoView™ソフトウェアによる自動画像解析
シグナルピークと対応する勾配は、個々の細胞をセグメント化するために使用されます。 データはユーザーが簡単に処理できるようにプロットに変換されます。

NucleoCounterは、細胞凝集塊の存在割合を数値パラメーターで提供します。
凝集度合いが強いサンプルの場合でも、専用のAggregated Cells Assayを使用することで、正確なカウントを行えます。オペレーターは、Aggregated Cells Assayを選択するかどうかについて十分な情報に基づいた決定を下すために、サンプル中の凝集塊の存在割合を確認できます。

操作手順

Via1-カセット使用の場合

NCスライドを使用の場合

消耗品

NC-200, NC-250, NC-3000の価格はお問い合わせください。

アプリケーションノート