FlexiCyte™ アッセイ
▼対応機種
FlexiCyte ™はNucleoCounter®NC -3000™に搭載された高度な画像解析機能です。
・幅広い蛍光バイオマーカーおよびタンパク質の高度な細胞分析
・21 CFR Part 11/GMP対応可
・統合された画像分析アルゴリズム
・取得中のデータの視覚化と検証
FlexiCyte™の概要
FlexiCyte™はNucleoCounter
®NC -3000™に搭載された高度な画像解析機能です。
ユーザーは細胞内の幅広いバイオマーカーや蛍光タンパク質の詳細な解析を行えます
NucleoCounter
®NC -3000の蛍光フィルターとUVからfar-RedまでのLEDの組み合わせを使用し、カスタムアッセイを構築できます。これにより、多数の蛍光抗体とタンパク質の同時検出を可能にします。
FlexiCyte™の「Protocol Adaptation Wizard」機能により、ユーザーは最適な設定を選択することができます。画像取得後、データは蛍光画像とともに散布図およびヒストグラムとしてプロットマネージャーに表示されます。画像とプロット間で個々のイベントをリンクさせた詳細なデータ解析を行うことで、蛍光イベントと細胞のサブポピュレーションの共局在性を調べることが出来ます。
LED光源と蛍光フィルターの一覧
アッセイの原理
ユーザーの必要に応じた適切な蛍光色素で、細胞を染色します。デフォルトのFlexiCyte™プロトコールでは、ユーザー指定の蛍光染色に加えて、DAPIまたはHoechst-33342のいずれかでサンプルを対比染色する必要があります。DAPIとHoechst-33342は核を染色し、全細胞集団の検出(マスキング)に使用されます。Hoechst-33342は生細胞と死細胞の両方を染色し、未固定細胞を含むサンプルの標識に使用されます。DAPIは死細胞のみを染色し、アルコールまたはアルデヒドで固定された細胞の標識に使用されます。
細胞マーカーの染色には、Alexa Fluor 488、Alexa Fluor 568、Alexa Fluor 647の使用をお勧めします。これらの色素は輝度が高く光安定性があり、スペクトルの重なりが最小限に抑えられています。FITC、PE、APC、PerCPなどの光退色しやすい蛍光色素の使用は避けてください。
詳細な情報および推奨事項については、
アプリケーションノートを参照してください。
プロットマネージャーに表示される結果
プロットマネージャーを使用して、取得したイベントを解析します。プロットに多角形、四角形のゲートを設定し、詳細なデータ解析と染色イベントの検証のためにサブポピュレーションのカウントとゲーティングを行います。

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消耗品
アプリケーションノート