凝集が強い細胞サンプル、マイクロキャリア上で培養された細胞サンプル中の総細胞濃度の決定

凝集度合いの強いサンプルには、専用の試薬を使用するAggregated Cell Assayをお勧めします。
マイクロキャリア上で培養された細胞のカウントについてはこちら

概要

特定の種類の細胞(MCF-7、HepG2、iPSCなど)、スフェロイド状またはマイクロキャリアで培養された細胞、および組織サンプルは、酵素的または機械的な細胞分散方法に対しての復元力をもった大きな凝集塊を形成する傾向があります。このような大きな凝集塊の個々の細胞は重なり合っているために、セルカウントの精度に影響を及ぼすことがあります。こうしたサンプルには専用のAggregated Cell Assayをお勧めします。
Aggregated Cell Assayでは、サンプルにLysis bufferを加え、総細胞数をカウントします。Lysis bufferは細胞膜を破壊し、凝集塊を分散し、蛍光染色される細胞核を溶液中にリリースさせます。

操作手順

NCスライドを使用した場合

NCカセットを使用した場合

消耗品

品番 品名 容量 用途 価格
942-0001 NC‐Slide A2 25枚 全アッセイ共通 ¥10,000
942-0003 NC‐Slide A8 25枚 全アッセイ共通 ¥20,000
941-0012 Via1-Cassette™ 100個/箱 生存率・細胞数測定 \44,000 /箱
941-0012 Via1-Cassette™ 10箱以上 生存率・細胞数測定 \36,000 /箱
910-3010 Solution 10 Lysis buffer 100mL 2-Step Cell Cycle, 全細胞数測定(凝集細胞) ¥19,000
910-3012 Solution 12 DAPI 1mL 2-Step Cell Cycle, 全細胞数測定(凝集細胞) ¥38,000
NC-200, NC-250, NC-3000の価格はお問い合わせください。

マイクロキャリア上で培養された細胞のカウント

マイクロキャリア上で培養された細胞はNucleoCounterにより正確にカウントすることができます。このプロトコールでは、2つの試薬を使用し、細胞の核を露出させ、使い捨てのVia1-Cassetteに細胞溶液をロードし、NucleoCounterにセットします。NucleoCounterは蛍光染色、画像取得、画像解析を自動的に行います。 手順全体としては5分未満で完了します。

マイクロキャリア-接着細胞用の拡張性ある培養システム
図1.マイクロキャリアバイオリアクター
マイクロキャリアによってバイオリアクター内で接着細胞を培養することができます。

細胞とウイルスの生産をスケールアップすることは困難な場合があります。 生産量を数千倍に増やす必要がある場合、細胞培養フラスコは工業規模の生産には適していません。マイクロキャリアは、接着細胞が付着できる足場として機能し、バイオリアクターが細胞-マイクロキャリア複合体を培地に自由に懸濁させたまま増殖することを可能にします。 したがって、接着細胞株は浮遊細胞のように成長するため、スケーリングが簡素化され、既存のリソースをプロセスの最適化と生産に活用できます。

時間短縮

細胞数と生存率は、大規模な細胞による生産を最適化および監視する際の重要なパラメーターです。 従来法では、マイクロキャリアで増殖した細胞は、トリプシン消化とトリパンブルー染色を含む多段階プロセスを使用してカウントされてきました。 この方法は正確性が低く時間がかかります。
従来のトリプシン法とNucleoCounterワークフローを比較すると、NucleoCounterによっていくつかの遠心分離、ピペッティング、およびインキュベーションのステップを省くことができ、 セルカウントプロセス全体が5分未満で完了します。

従来法とNucleoCounter法の比較

消耗品

品番 品名 容量 用途 価格
942-0001 NC‐Slide A2 25枚 全アッセイ共通 ¥10,000
942-0003 NC‐Slide A8 25枚 全アッセイ共通 ¥20,000
941-0012 Via1-Cassette™ 100個/箱 生存率・細胞数測定 \44,000 /箱
941-0012 Via1-Cassette™ 10箱以上 生存率・細胞数測定 \36,000 /箱
910-120ML 細胞処理試薬A100&B 各100mL 全細胞数測定(NC-100,マイクロキャリア) ¥9,000
NC-200, NC-250, NC-3000の価格はお問い合わせください。

アプリケーションノート