連続自動セルカウンター XcytoMatic® 40
XcytoMatic® 40
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ハイスループット細胞濃度アナライザー
複数のバイオリアクターで同時に生産工程を確実に追跡可能です
製品カタログ
製品概要
XcytoMatic
®40 (XM40™) は、14分以内に24サンプルを分析するハイスループットな細胞濃度および生存率アナライザーです。セルカウントの精度は高く、これらのサンプル間のばらつきは 3%未満
※です。また、製造施設においてセルアナライザーのスケールアウトとスケールアップが懸念事項ならば、XM40の各装置は同じ品質の結果が得られ信頼できます。XM40™ の機器間のばらつきは 5%未満であり、機体間、拠点間の技術移転が容易です。
XM40™ は、生物製剤、ワクチン、および先進的治療薬のcGMP 製造をサポートするように設計されました。 カウント可能なレンジは1×10E8 cells/ml と高濃度をカバーし、必要なサンプル量をわずか 50 µl に抑え、1時間あたり 100個のサンプルを分析可能です。
トリパンブルーを使用しない明視野チャンネルが利用できます。 AI を活用した XM-View™ ソフトウェアは、蛍光顕微鏡とのコンビネーションで培養中の細胞デブリの蓄積も追跡します。さらに細胞の直径も測定し、細胞の健康状態に関する追加情報を提供します。
必要な消耗品は最小限に抑えられ、洗浄液と細胞染色液はすべて装置によって自動的に処理されます。 必要なことはプラグアンドプレイのみ、測定のダウンタイムや細胞の希釈操作は無くなります。あとは XM40™ にお任せください。
※1X10E6 cells/mlにおける結果
特徴
高速マルチサンプルプラットフォーム

・1サンプルを約35秒でカウント
・カルーセル全体(24サンプル)を14分で分析可能
・キャリブレーション不要、手動でのサンプル染色も不要
自動サンプルハンドリング

使用済みのチューブは、細胞サンプル液とともに廃棄用容器に自動的に排出されます。
細胞計数終了後、専用のXM Rinse溶液で装置のチューブ内を自動的に洗浄します。
幅広いダイナミックレンジ
1×10
8 cells/mlの高濃度までカウント可能
データの一貫性
機器、ユーザー、研究室全体で一貫した結果
XM40™では、細胞計数の精度がさらに向上しました。1つのカルーセル内の全24サンプル間のサンプル内変動は3%以下*です。
*細胞濃度 1 x 10
6 cells/ml
Chemometecのプレキャリブレーションプロトコルに沿って、各装置がリリース前に「ゴールド・スタンダード」装置に校正されることを保証します。その結果、装置間のばらつきは5%以下を示します。
新しい光学系
明視野顕微鏡および蛍光顕微鏡
トリパンブルーを使用せず、従来のNucleoCounterテクノロジーに明視野チャンネルを追加しました。明視野と蛍光の組み合わせにより、細胞径と細胞残屑を正確に測定できるようになりました。
21 CFR Part 11/GMP 対応ソフトウェア
XM40™は、ChemometecのNucleoCounterシリーズ同様、cGMP環境下での細胞カウントと生存率分析をサポートします。
アプリケーション
全細胞数カウント、生存率測定
測定可能なパラメーター
■ 全細胞
■ 死細胞
■ 生細胞
■ 生存率
■ 細胞直径
■ 細胞デブリ
■ 赤血球数
カウント可能な細胞種
哺乳類細胞、細胞株と初代細胞、全血サンプル、白血球、PBMC、MSC、T細胞、酵母、凝集細胞
Count & viability protocol
Purified white blood cell protocol
仕様
測定範囲 |
5 × 104 ~ 1 × 108 cells/ml |
サンプル溶液量 |
50 μl |
カウント液量 |
4.4 μl |
蛍光試薬 |
アクリジン オレンジ (AO) および 4',6-ジアミジノ-2-フェニルインドール (DAPI) |
サイズ |
44(W) × 43(H) × 52(D) cm、 50 kg |
電源 |
24VDC (100-240V 50/60Hz) |
ソフトウェア |
XM-ViewTM |
試薬と消耗品
XM40™カルーセルは、1.5mlキャップレスチューブに対応しています。
試薬は長期保存可能な染色液(XM Cell Stain 1)と洗浄液(XM Rinse 1)をご提供しております。
装置は試薬のレベルを自動的に検出し、消耗品のロット番号と有効期限を表示します。
試薬 |
910-0014 XM Cell Stain 1 |
|
910-0017 XM Rinse 1 |
アクセサリー |
929-0013 XM40 Carousel |