精子計数装置 SP-100 NucleoCounter SP-100

精液中の精子数を、短時間で正確に測定します。

特徴

NucleoCounter SP-100™精子細胞カウンターは、精液サンプル中の総精子濃度と精子生存率の効果的な測定を提供します。
NucleoCounter SP-100™の操作は非常に簡単で、特別なトレーニングは不要です。
あらゆる研究、品質管理、または生産現場で使いやすいコンパクト設計です。

デモムービー(1分8秒)

NucleoCounter SP-100本体

◆ 蛍光顕微鏡とCCDカメラを内臓しており、蛍光染色された細胞核を約30秒で正確に測定します。
◆ 死細胞数、全細胞数の測定が可能です。
◆ キャリブレーション、メンテナンス不要です。
◆ 廃液や排気が出ません。
◆ 精液中のゲル粒子による干渉はありません。
◆ 保存液中の卵黄や牛乳成分による影響もありません。
◆ 牛、豚、馬、ヒト、ウサギで運用実績がございます。

左図 : 蛍光顕微鏡+CCDカメラ搭載測定部

SP-1 Cassette (専用サンプルカセット)

◆ カセット内部には、ヨウ化プロピディウム(PI)が封入されており、サンプルの吸引と同時に核の染色が行われます。
◆ 吸引したサンプルは、測定後もカセット内に封入されたままですので、廃液が出ません。カセット使用後、そのまま廃棄できます。

精子の生存率測定
細胞生存率は、NucleoCounter SP-100™を使用して、全細胞数と死細胞数の差を測定することにより、2段階の手順で測定できます。(上図を参照)
サンプルが試薬S100で希釈されると、細胞膜の溶解が起こり、すべての細胞核がヨウ化プロピジウム(PI)で染色され、トータル細胞数になります。

ただし、PBS(Phosphate Buffer Saline)で希釈したサンプルは、死んでいる細胞(細胞膜が壊れている)はPIで直接染色され、死細胞のみ計数されます。 2つの測定値の違いにより、生細胞数、または生存率(%)が得られます。

データ処理ソフトSemenView

NucleoCounter SP-100本体だけでも使用可能ですが、パソコンと接続してSemenViewを用いることにより、CCDカメラで撮影した測定イメージ、測定結果を保存することができます。

NucleoCounter SP-100なら、正確で再現性のある測定ができます

再現性テスト
ブタの精子75サンプルを、それぞれ2回ずつ測定した結果。2回の測定結果にばらつきが無いため、対角線(黒)に近接しています。

直線性テスト
ブタの精子サンプルを希釈し、各濃度について測定した結果。広い濃度範囲にわたって、正確に測定されているので、正確な直線を描いています。

操作方法 ~3つの簡単なステップ~

1. サンプル(精液)を50uLバイアルに取り、処理試薬を10.0mL加えます。

2. SP-1 Cassette にサンプルを吸引します。1の操作で精子の細胞膜は溶解されているので、サンプル吸引時に細胞核がヨウ化プロピディウムによって染色されます。

3. NucleoCounter SP-100の"Run"ボタンを押すと、30秒以内で測定結果が表示されます。

養豚業における応用例

NucleoCounter SP-100による経済的メリット

1回の投与量あたりの精子数を節約することで、養豚場は生産性を高め、ブタの飼育数を減らすことができます。さらにランクの低いブタを淘汰することで、飼料、飼育スペース、投薬などにかかる費用を節約することができ、同時に遺伝的指標を高めることができます。通常、フォトメーターによる計数からNucleoCounter SP-100に変更すると、最大15~20%の節約が可能です。

世界の顧客

デンマークの養豚会社、オランダとノルウェーのTopigs Norsvin、英国と米国のPIC、カナダのCarlo Genetics、ドイツのGFSとNORT、フランスのCobiPorcなど、多くの顧客がNucleoCounter SP-100を使用しております。

精子数カウントの変動

図1-1回の精液投与量をフォトメーターで数回計数した場合、あるいはCASAシステムでも計数した場合の変動を示しています。この例での目標濃度は、1回の投与量の平均で30億細胞です。緑のボックスは、平均値の±5%の範囲内にあることを示しています。20億細胞の赤い線は、生殖能力の低い閾値です。測定値(赤い点)は、フォトメーター(またはCASAシステム)からのばらつきにより大きく変動がみられます。

図2-NucleoCounter SP-100での測定値(緑の点)を示しています。SP-100™のCV値は3%という優れた値を示し、ばらつきも少なく緑の5%の範囲内に収まっています。

図3と4-NucleoCounter SP-100 の再現性が大幅に向上しているため、1回の投与に含まれる精子数を減らすことができることを示しています。この例では、産子数を損なう20億細胞以下で出荷してしまうリスクを避けながら、平均22億細胞/回に調整することが可能です。

仕様

測定範囲 5 x 105 ~ 7 x 106 cells/ml
(最適範囲:0.75 x 106~5x106 cells/ml)(サンプルカセットに吸引するサンプル濃度)
サイズ 40(W) × 23(H) × 25(D) cm、3kg
電源 24VDC (100-240V、50/60Hz)

*本製品は、研究目的以外には使用できません。ヒト、動物への医療、臨床診断などには使用しないようご注意ください。

価格表

品番 品名 保存条件 容量/入数 希望小売価格(税別)
910-0100 精子処理試薬Reagent S-100 5L(試験成績書有) 室温 5L ¥47,000
910-0101 精子処理試薬Reagent S-100 500ml(試験成績書有) 室温 500ml ¥28,500
911-0004 サンプルカップ 20 ml (1000個) 室温 20ml ¥80,000
939-0012 LTS paper for 5RL 室温 5ロール ¥16,000
941-0006 SP1-Cassette 100個入 室温 100個 ¥50,000
※本体価格についてはお問い合わせください。