体細胞計数装置 SCC-100 NucleoCounter SCC-100

生乳中の体細胞を、サンプル調整 30秒、測定 30秒で正確に測定します。

デモビデオ(1分)

背景

体細胞数(SCC)は牛乳の品質の指標として使用されます。生乳の体細胞の大部分は白血球であり、白血球の濃度は病原菌によって引き起こされる乳房炎によって増加します。 このため、乳汁中の体細胞濃度の正確な測定が非常に重要になります。

特徴

NucleoCounter SCC-100™体細胞カウンターは、ミルクサンプル中の体細胞数を高い精度で測定することができる高品質イメージサイトメーターです。装置自体は、訓練を受けていない作業者でも操作できる極めてシンプルなものです。
測定サンプルにReagent Cを加えたものを、カセットにロードし、Runボタンを押せば、測定結果が30秒以内に表示されます。
NucleoCounter SCC-100™は、USBポートを介してコンピューターに接続できます。しかし計算、細胞計数およびデータ解析のすべてはNucleoCounter SCC-100™で行われますので、スタンドアロン装置として使用できます。コンピューターへ画像データを転送することにより、ユーザーは、追加で文書化オプションを利用することができます。

本体

◆ 蛍光顕微鏡とCCDカメラを搭載。
◆ ヨウ化プロピディウム染色した細胞核に励起光を照射し、そこから発する蛍光をCCDカメラで撮影・計数します。

左図 : 蛍光顕微鏡+CCDカメラ搭載測定部

SCC Cassette (専用サンプルカセット) ※チャンバー部(容量2uL)

◆ 流路にヨウ化プロピディウム(PI)が封入されていますので、サンプルの吸引と同時に細胞核が蛍光染色されます。即定時は、SCC Cassetteのチャンバー部分に励起光が照射され、PI染色された核が蛍光を発します。
◆ ヨウ化プロピディウム(PI)
細胞核内のDNAに結合する蛍光試薬です。生細胞の細胞膜は、ヨウ化プロピディウムを透過しませんので、即定時に細胞膜を溶解するReagent Cを添加します。

Somatic Viewソフトウェア

NucleoCounter SCC-100TMは、単独でお使い頂けますが、データ処理ソフトウェアSomatic Viewを用いると、チャンバー部分の測定イメージ、測定結果を保存することができます。

正確で信頼性のある測定ができます

ヨウ化プロピディウム(PI)染色法

細胞の核内のDNAを染色するPI法は細胞計数の誤差が少ない方法です。

操作の手順 ~3つの簡単なステップ~

1. サンプル調製
サンプル(生乳)を50uLバイアルに取りReagent Cを50uL加えます。 この操作によって体細胞の細胞膜が溶解されます。

2. サンプル吸引
サンプルをSCC Cassetteに吸引します。1の操作で体細胞の細胞膜は溶解されているので、細胞核がCassette内のPIによって染色されます。

3. 測定
サンプルを吸引したSCC CassetteをNucleoCounter SCC-100にセットし"Run"ボタンを押します。約30秒後、本体の液晶画面にサンプル1mL当たりの細胞数が表示されます。

仕様

*本製品は、研究目的以外には使用できません。ヒト、動物への医療、臨床診断などには使用しないようご注意ください。

価格表

品番 品名 保存条件 容量/入数 価格
910-0200 体細胞処理試薬 C 室温 500ml ¥35,000
941-0008 SCC-Cassettes 室温 100個 ¥54,000
※本体価格についてはお問い合わせください。