ELISPOT分野におけるCTL社の信頼性
CTL’s Credentials in the Field of ELISPOT

ELISPOTに関するLehmann教授の文献は
こちらでテーマ別に紹介されています。
FIRST in ELISPOT
CTLの創業者でありCEOであるPaul V. Lehmann教授と共同研究者たちは、世界で最初に以下のことを成し遂げました。
1.ELISPOTリーダーの構築
(米国特許6,410,252 B1, 95年12月出願) - ELISPOT解析に客観性、再現性、文書化を導入したCTL ImmunoSpot®(ELISPOTリーダー)シリーズの始まりです。
(右図)2005年頃のImmunospot® Series 3B Analyzer
2.ELISPOTに初めてPVDFプレートを導入

(
Science, 1996, 271:1728-30,
US Patent 6,140,252; filed 12/95)。これはELISPOTアッセイを現在のような強固なプラットフォームに変えるための重要な改良の一つです。
3.ELISPOTの新しいターゲットを示した
・
Granzyme B (
Rininsland, J. Immunol. Methods, 2000, 240:143-155)
・
Perforin (
Kuerten, AIDS Research and Human Retroviruses 2007, 24: 62-71)
・
IL-17 (
Hofstetter, J Immunol. 2007, 178: 1372-1378)
4.以下のような分野でELISPOTの活用を開拓
・自己免疫 (
J. Exp. Med. 1996, 183:1561-7).
・アジュバントガイドによるT細胞応答の研究(
J. Exp. Med. 1997 186:1623-31).
・HIVに対するT細胞の免疫モニタリング(
J. Immunol. 2000, 164:3723-32).
・抗腫瘍免疫学の研究 (
J. Immunol. 2003, 171:3941-6).
5.384ウェルELISPOTアッセイの導入と検証
(ELISPOT Assays in 384-Well Format: Up to 30 Data Points with One Million Cells)
6.サイトカインを共発現する「多機能」T細胞を検出可能な高感度ダブルカラーアッセイを開発
(
J. Immunol. 2000 164:1862-72).
7.ELISPOTデータ解析法の開発

・ゲーティングを含む、スポットサイズの違いの解釈方法 (
J. Immunol. 2001, 167:1353-61)
・T細胞由来のサイトカインと「バイスタンダー」由来のものの区別 (
J. Immunol. 2002,168:545-53 and
J. Neuroimmunol. 2005, 170:105-14)科学的に検証されたT細胞診断ツールとしてELISPOTを使用するための基礎知識を紹介しています。
8.蛍光マルチカラーELISPOTキットの導入と開発
・4色蛍光ELISPOTアッセイの導入(
Four-color T cell and B cell ELISPOT assay for simultaneous detection of all four human IgG subclasses)
・市販のキットとして初めて、マウスT細胞3色蛍光ELISPOTキットを発売。
Triple Color Mouse IFN-γ/TNF-α/IL-2 FluoroSpot kit
9.サイトカイン放出能を損なうことなくPBMCを凍結保存できる方法を確立
(
J. Immunol Methods 2003, 278:79-93)
これにより専門のセントラルラボでのサンプルのテストが可能になり、リファレンスサンプルとして、また研究のために凍結保存されたPBMCライブラリを構築できることが示されました。
10.マウスの脳や血液から分離した細胞など、微量サンプルでのアッセイを紹介
(
J. Immunol.2001,166:4757-64および
J. Immunol.2005,174:4598-605)細胞利用におけるELISPOTのユニークな有効性を示しています。
11.GLPおよびCLIAの認証を受けたラボを設立(2009年6月より)