タンパク質ゲル染色液
Quick Coomassie Stain
SDS-PAGEのゲル染色&脱色時間大幅カットし、最短15分でバンドを可視化します。
特徴
◆ 水ベースの染色溶液のため、廃棄が簡単 (保存料として低濃度のエタノール<10%が含まれています)
◆ 3回程度まで繰り返し利用可能
◆ 15ngバンドを検出可能
◆ MSへの適用可能
◆ 低バックグラウンド
パフォーマンス
30分間Quick Coomassie Stainで染色したBSA
他社製品との比較

15分の染色時間において競合他社製品(右図)よりもバンドがはっきりと確認できます。
手順
通常通りサンプル調製を行い、SDS-PAGEを行います。
1. 泳動装置からゲルを取り出して容器に移します。
2. 製品25mLをゲル全体が覆われるように注ぎ、15分以上インキュベートします。
薄いバンドが見えてくるようになるまでインキュベートしてください。
必要に応じて時間を延ばすことが可能です。染色強度は約1~2時間後に高くなります。オーバーナイト染色も可能です。
3. 脱イオン水にゲルを移し、バックグラウンドを除去します。
*脱イオン水に移す際はゲルを1時間以上インキュベーションしてください。
高感度検出のためのオプション
染色のステップで1-2時間インキュベーションしてください。
オーバーナイトで染色を行うと最も高感度です。

<左図>
12% Tris-Gly ゲルの泳動後、QC Stainで染色した。
3種類の水溶性タンパク質を発現する大腸菌ライセート
と精製タンパク質。
Lane 2-4 ラミニンタンパク質フラグメント
Lane 5-7 ラクトフェリン
Lane 8-10 牛血清アルブミン
✿サンプルご使用者のレビュー✿
 |
● 染色が早い、ゲルの前処理が不要で良い
● PVDFの染色であったが結果は良好だった
● 室温保存OK、繰り返し使用可能なところが良い
● 簡便で使いやすい
● 良い点)脱色にほとんど時間を費やさない点と脱色液を使用しなくて良い点
悪い点) 染色に30分ほどかけないとバンドが見えにくかった
● 謳い文句通りに15分以内に良好な結果が得られた。薄いとはいえバックグラウンドの染色はある。この脱色には時間がかかる。
● 感度が良好(非常に良い)。迅速。
● 従来のステップを省略できるので時間短縮になった。
|
使用実績
論文:Biochemical Characterization of Recombinant Isocitrate Dehydrogenase and Its Putative Role in the Physiology of an Acidophilic Micrarchaeon
Dennis Winkler, Sabrina Gfrerer, Johannes Gescher
Microorganisms, 2021 Nov 9;9(11):2318. doi: 10.3390/microorganisms9112318.
価格表
品番 |
品名 |
保存条件 |
容量/入数 |
希望小売価格(税別) |
GEN-QC-Stain-1L |
Quick Coomassie Stain |
室温 |
1L |
¥39,000 |
GEN-QC-Stain-3L |
Quick Coomassie Stain |
室温 |
3L |
¥108,000 |
GEN-QC-Stain-30ML |
Quick Coomassie Stain |
室温 |
30mL |
¥5,000 |
※保存可能な温度範囲: 2 – 25 °C
■ サンプルのご請求は下記ボタンから ⇓⇓
法規制
製品名, 品番 |
毒劇 |
化管法 (第1種指定) |
化管法 (第2種指定) |
労働安全衛生法 |
SDS |
GEN-QC-Stain-1L |
- |
- |
- |
該当(エタノール) |
|
プロトコール