製品概要

Ni-NTAレジンはHisタグ融合タンパク質精製のためのスタンダードなレジンです。
Protein ArkのSuper NI-NTAはポリヒスチジンタグを持つタンパク質のアフィニティ精製用に設計されています。このマトリックスは、7.5%架橋アガロースで構成され、サイズが均一であるため、精製毎に高い再現性が得られます。
また、DTTや2-MEのような還元剤に対して優れた耐性を持っており、さらにバッチ精製やカラム精製において、市場で最高レベルの吸着能をもつNi-IMAC樹脂の一つと評価されています。

特徴

◆ 7.5% cross-linkedアガロースビーズはサイズが均一で、精製の再現性が高まります。
◆ 市場最高クラスのタンパク質結合能です。
結合容量：70 mg/ml（Ni-NTA）
◆ 薬品耐性に優れております。

例）100% メタノール, 100% エタノール, 8 M urea, 6 M グアニジン塩酸塩, 30% (v/v) アセトニトリル

◆ 製品は50%(v/v)スラリーで提供されるため、製品容量が10 mLの場合は5 mLベッドボリュームが得られます。
◆ 製品には20%エタノールが含まれます。 ◆ 一般的な液体クロマトグラフィーシステムに対応したHiFliQカラムタイプの製品もございます。

仕様

特異性	Hisタグ
担体	7.5% cross linked agarose
ビーズサイズ	32-60 µm (40 µm medium)
タンパク質吸着容量	Ni-70mg/ml
推奨流速	0.25 - 2 ml/min, max 6.0 ml/min
耐圧	72 psi
pH安定性	pH 2-14

パフォーマンスデータ

サンプル：酵母破砕液(P. pastoris X33 strain)の上清 100mLをダイレクトに1 ml Ni-NTA カラムにロードした。他社製品も同様の手順を行った。
Wash バッファー: NaP 50 mM, pH 7.4, NaCl 250 mM, imidazole 0 mMおよび50 mM (それぞれ5-10 ml)
溶出バッファー：NaP 50 mM, pH 7.4, NaCl 250 mM, imidazole 500 mM

評価

ProteinArk製品は他社製品と比較し、半分の分画で20-30%増のタンパク質を精製することができ、高い回収量を示した。
他社製品の最終的なタンパク質濃度は0.3 mg/ml であるのに対して、HiFliQ Ni-NTAは0.73 mg/ml だった。 タンパク質の純度は同等だった。

その他技術情報

・薬品耐性
・推奨バッファー組成
・使用例
等はプレパックカラムのユーザーガイドをご覧ください。

価格表

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法規制等

　　　　　　

製品名, 品番	毒劇	化管法 (第1種指定）	化管法 (第2種指定)	労働安全衛生法	SDS
Super レジン	-	-	-	該当（エタノール）	SDS

関連製品

Hisタグレジン	バッチ精製用空カラム	プレパックカラム	カスタムカラムパッキング