![]() ナノテンパーテクノロジーズによる第4回目となるウェビナーシリーズです。生物学やバイオテクノロジーの進歩は、常に分析技術の発展と共にあります。今回のウェビナーシリーズでは、膜タンパク質の最適な精製条件の検討法、創薬で最もホットな分野の一つであるPROTACの新規リガンドを特性評価する方法、医薬品開発パイプラインの初期段階における生物製剤の構造安定性の確認方法などをご紹介します。 詳細および各セッションへの登録はこちらから>> |
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11月16日 (火曜日) | 11:00 (日本時間) 熱耐性膜タンパク質の大量合成を可能にする発現・精製条件の見つけ方 膜タンパク質は、多くの場合発現量が低いです。その上、膜タンパク質は生体内の環境以外では不安定で非常に扱いにくいです。 |
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スピーカー:Assoc. Prof. Dr. Claire Hatty Senior Application Specialist/ NanoTemper Technologies |
学べること ・正しく折り畳まれた膜タンパク質を得るために最適な発現・精製条件を簡単に見つける方法 ・安定かつ活性を維持した膜タンパク質を合成するために必要な時間と資源を節約する方法 ・界面活性剤や脂質に対する膜タンパク質の安定性評価法 |
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対象となる方 ・膜タンパク質を扱う仕事をしている人、または扱う予定の方。 ・新しい技術に興味のある研究者。 |
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11月17日 (水曜日) | 11:00 (日本時間) E3リガーゼのリガンドを発見する新しい方法で、タンパク質分解装置の設計を改善する 分子接着性化合物(分子糊)やタンパク質分解誘導キメラ分子(PROTAC)を用いた標的タンパク質の分解は、特に治療困難な分子標的に対して、ますます重要な治療法となってきています。しかし、医薬品候補分子が第2相臨床試験に入ったとしても、いくつかの課題が残っています。例えば、E3リガーゼのリガンド空間を把握することなどです。 |
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スピーカー:Dr. Christopher Heim Postdoctoral Researcher/ Hartmann Lab, Max Planck Institute for Developmental Biology |
学べること ・MSTベースの競合アッセイを用いて、cereblon E3 ligase (CRBN)のリガンド空間を把握する方法 ・このアプローチを利用して、他のE3リガーゼのリガンド空間を把握する方法 ・将来のタンパク質分解装置の設計に対して、本研究成果がどのように役立つか |
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11月18日(木曜日) | 11:00 (日本時間) 創薬・医薬品開発の鍵を握る "構造安定性 "の確認 抗体や生物製剤は、難治性疾患に対する重要な治療薬となりつつあります。これらの医薬品を効率的に開発するには、医薬品開発パイプラインの初期段階で生物製剤の特性を評価する必要があります。 |
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スピーカー:Dr. Sathya Venkataramani Associate Director/ Janssen Biotherapeutics |
学べること ・構造安定性は、生物製剤の開発可能性と密接に関係している。 ・早期スクリーニングを実施する際にnanoDSFをお勧めする理由 ・Fabの安定化と均質性に関する2つのケーススタディ |
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対象となる方 ・前臨床生物製剤開発に興味のある方 ・医薬品の開発可能性を重視する研究者。 |
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皆様のご参加を心よりお待ちしております。 |