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ナノテンパーテクノロジーズによる第3回目となる本ウェビナーシリーズでは、補酵素の親和性を調整することで環境にやさしいバイオテクノロジープロセスの効率を高める方法や、遺伝子治療製品の開発時に注意すべき点、DLSとは何か、サンプルの粒子径を測定する理由など、実用化に焦点を当ててご紹介します。
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6月22日 (火曜日) | 11:00 (日本時間)【視聴登録していただきますと録画をご覧いただけます】
補酵素の親和性を高めることで、タンパク質の安定性と酵素活性を向上させる
酵素はさまざまな生化学的プロセスにおいてエンジンのような役割を果たしています。したがって、酵素の安定性と機能を把握することで、これらのプロセスをより深く理解することができます。


スピーカー:Assoc. Prof. Florian Rudroff
生物有機合成化学研究所/ ウィーン工科大学
学べること
・廃棄物を有用物質に変えるための酵素カスケードを設計する方法
・補酵素の親和性を高めてタンパク質の安定性と酵素活性を最適化する方法
・酵素とその反応の研究に役立つ生物物理学的ツール
対象となる方
・有機化学や生化学を駆使した環境にやさしい新規プロセス開発に興味のある方。
・新しい生体触媒経路の設計に興味のある方。
・酵素の触媒特性を理解し、改善したいと考えている方。
6月23日 (水曜日) | 11:00 (日本時間)【視聴登録していただきますと録画をご覧いただけます】
DLSとは:DLSでわかるタンパク質の性質
DLSは、溶液中の粒子の大きさや、異なる大きさの粒子の分布を測定するための技術です。粒子径に関する情報は、タンパク質の生物物理学的特性を詳しく知りたい研究者にとって非常に価値のあるものです。


スピーカー:Leah Pandiscia博士
フィールドアプリケーションスペシャリスト/ナノテンパーテクノロジーズ
学べること
本ウェビナーでは、動的光散乱(DLS)を引き起こす物理現象について学びます。また、 DLS を用いたタンパク質の挙動解析手法についてもいくつかの例をご紹介します。
対象となる方
・タンパク質を扱っている方。
・サンプルの品質や安定性に不安のある方。
・生物製剤の開発に興味のある方。
・生物製剤の開発可能性や比較可能性を評価したい方。
6月24日(木曜日) | 11:00 (日本時間)【視聴登録していただきますと録画をご覧いただけます】
遺伝子治療用AAVベクター開発における課題を克服するための実践的戦略
ベクターワクチンから遺伝子治療に至るまで、ウイルスベクターは現代の医療の中心となっています。これらの医薬品の多くは有望な結果を示していますが、いまだに多くの課題を抱えています。特にAAVベースの遺伝子治療では、研究者は未だウイルスベクターの評価法や品質管理のためのパラメータを確立できていません。


スピーカー:Santhoshkumar L. Khatwani 博士
アソシエイトディレクター、分析開発 / サンガモセラピューティクス
学べること
・ウイルスベクターの特性評価技術と分析上の課題
・AAV ベクターを開発するにあたって、サンガモ・セラピューティクス社が用いている特性評価法
・投与量とキャプシドの遺伝物質内包効率に関する課題
対象となる方
・ウィルスベクターの開発や特性評価に興味がある方。
・基礎科学の技術を実用化したいと考えている方。
・最適な開発・生産プロセスを構築したいと考えている方。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。